インフルエンザワクチン
2017.10.21
インフルエンザワクチンは今年大変な品不足です。
流通的には昨年の使用量と同じ程度と言われてはおりますが、おそらくは7割程度の入荷にとどまるのではないかというのが大まかな予想です。
昨年はおよそ2000接種。本数にして750本程度のインフルエンザワクチンを行いましたが、今年は400から500程度の本数しか入らないので1200接種ぐらいが限界ではないかと感じております。
というわけで、10月末をもって予約を一時中止します。
今、春が訪れている南半球のインフルエンザの流行はA香港型です。北半球もA香港型の流行が予想されています。残念ながら、昨シーズンの流行もA香港型で、ワクチンの発症予防の面からの効果はほとんどありませんでした。
本来は毎年少しずつ変化しているインフルエンザワクチンですが、今年度のA香港型の成分は昨年と全く一緒です。つまり、昨年と同様なインフルエンザの流行であれば、発症予防という面からは期待薄ということです。
旧Aソ連型の流行であればそれなりの効果が期待できますが、こればかりはふたを開けてみないことにはわからないことです。
1歳を過ぎて集団に入っていないお子さんであれば、同じお金でおたふくワクチンを受けることの方がおたふく難聴防止という観点から大変有用です。おたふくワクチンが済んでいるお子さんでしたら、B型肝炎ワクチンを受けることにより、将来のB型肝炎ウイルスによる肝臓がんの予防に大変有用です。
ワクチンが不足というニュースが流れると、今までしたことがない人まで接種を希望されます。障害を持つお子さんなどインフルエンザにり患することで生死にかかわるような真に必要な人が重症化を防ぐという目的でワクチンを受けることができるよう、冷静な対応が必要ですね。
流通的には昨年の使用量と同じ程度と言われてはおりますが、おそらくは7割程度の入荷にとどまるのではないかというのが大まかな予想です。
昨年はおよそ2000接種。本数にして750本程度のインフルエンザワクチンを行いましたが、今年は400から500程度の本数しか入らないので1200接種ぐらいが限界ではないかと感じております。
というわけで、10月末をもって予約を一時中止します。
今、春が訪れている南半球のインフルエンザの流行はA香港型です。北半球もA香港型の流行が予想されています。残念ながら、昨シーズンの流行もA香港型で、ワクチンの発症予防の面からの効果はほとんどありませんでした。
本来は毎年少しずつ変化しているインフルエンザワクチンですが、今年度のA香港型の成分は昨年と全く一緒です。つまり、昨年と同様なインフルエンザの流行であれば、発症予防という面からは期待薄ということです。
旧Aソ連型の流行であればそれなりの効果が期待できますが、こればかりはふたを開けてみないことにはわからないことです。
1歳を過ぎて集団に入っていないお子さんであれば、同じお金でおたふくワクチンを受けることの方がおたふく難聴防止という観点から大変有用です。おたふくワクチンが済んでいるお子さんでしたら、B型肝炎ワクチンを受けることにより、将来のB型肝炎ウイルスによる肝臓がんの予防に大変有用です。
ワクチンが不足というニュースが流れると、今までしたことがない人まで接種を希望されます。障害を持つお子さんなどインフルエンザにり患することで生死にかかわるような真に必要な人が重症化を防ぐという目的でワクチンを受けることができるよう、冷静な対応が必要ですね。