子宮頸がん撲滅に向けて
2025.03.03
子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種が三月中に1回でも行えば、来年度も引き続きキャッチアップ接種ができるようになりました。
本来は、こんな経過措置などせずにずっと継続して打てるといいのですが、口を開けばお金がという財務省の悪さで続かないのは残念なことです。
日本でも世界でもワクチンの効果があることは実績として出てきております。
今の課題はいつ、男の子にも打つ算段になるかですが、これは多分日本で始まるためには5年、10年のスパンが必要なのかもしれません。
ピロリ菌の早期発見と除菌で胃がんがなくなろうとしています。
その次は子宮頸がんの撲滅でしょう。
その日が来るまで、ワクチンの接種は続けていかないといけません。
本来は、こんな経過措置などせずにずっと継続して打てるといいのですが、口を開けばお金がという財務省の悪さで続かないのは残念なことです。
日本でも世界でもワクチンの効果があることは実績として出てきております。
今の課題はいつ、男の子にも打つ算段になるかですが、これは多分日本で始まるためには5年、10年のスパンが必要なのかもしれません。
ピロリ菌の早期発見と除菌で胃がんがなくなろうとしています。
その次は子宮頸がんの撲滅でしょう。
その日が来るまで、ワクチンの接種は続けていかないといけません。
HPVワクチンのキャッチアップ接種を忘れずに
2024.07.16
来年3月末までの予定で、HPVワクチンのキャッチアップ接種が行われています。27歳までのHPVワクチンを打っていない女性に対する接種です。
この接種は3月末までは無料で行うことができますが、来年4月以降は有料となります。
多くの先進国では男性に接種の枠が広がっていますが、残念ながら日本では女性のみです。
子宮頸がんの好発年齢は20代から30代といわれ、年間約3000人の女性がこのがんによって命を奪われています。また、幸いにして、命が奪われることがなくても、子どもを産むということが困難になる方がほとんどです。
HPVワクチンの副反応についてはいろいろといわれていますが、現在ではその多くはワクチンの起因するもんではないというのが学術的な結論になっています。
どうか、あなたの大切なお子さんをがんからまもり、孫の顔を見るという人間にとって命のつながりを感じる大切なことを経験する喜びを放棄しないでください。
最終的なワクチンの開始日は9月です。
9月までに第1回目を接種できれば年度内に合計3回の接種を受けることが可能です。
この接種は3月末までは無料で行うことができますが、来年4月以降は有料となります。
多くの先進国では男性に接種の枠が広がっていますが、残念ながら日本では女性のみです。
子宮頸がんの好発年齢は20代から30代といわれ、年間約3000人の女性がこのがんによって命を奪われています。また、幸いにして、命が奪われることがなくても、子どもを産むということが困難になる方がほとんどです。
HPVワクチンの副反応についてはいろいろといわれていますが、現在ではその多くはワクチンの起因するもんではないというのが学術的な結論になっています。
どうか、あなたの大切なお子さんをがんからまもり、孫の顔を見るという人間にとって命のつながりを感じる大切なことを経験する喜びを放棄しないでください。
最終的なワクチンの開始日は9月です。
9月までに第1回目を接種できれば年度内に合計3回の接種を受けることが可能です。
インフルエンザの流行
2023.12.31
今年は9月初旬からインフルエンザの流行が始まり、12月29日までにインフルエンザ迅速検査が陽性だった人は659名となりました。当院には2008年からの統計が残っており、それを見るとシーズン途中にも関わらず過去最大規模の流行となっています。流行の始まりは簡易検査ではH3N2というA香港型が主流でした。今年の5月くらいまで流行していたのも同じ型のようでしたので、2003年1月から5月にインフルエンザにかかった人はクラスでインフルエンザが流行してもかからないという状態が続いていました。
11月すぎくらいから、春先にかかったのにインフルエンザに罹る人がパラパラと出始めました。簡易的に検査したらH1N12009という2009年に流行した新型インフルエンザに流行の主体が替わったように思われました。
北海道のインフルエンザのウイルス検出情報でも同様な結果ですので、印象と結果は同じと考えています。
https://www.iph.pref.hokkaido.jp/kansen/fluV/fluV2023-2024.pdf
B型は一部幼稚園で局所的な流行がありましたが、感染力がそれほどでもないのか全体的な流行には至っていません。
ワクチンの流行性に関しては厳密には計算するのは難しいですが、過去の流行から比べると有効性は高いと考えたほうが良さそうです。
12月に入ってからインフルエンザのあとに熱が下がらない、咳がひどい、水分が取れない、食事が進まないなどの症状が続くと受診される方が増えています。中にはインフルエンザ後の細菌性肺炎の方がいらっしゃいますので、隔離期間が過ぎても症状が残っている方は受診されるようお話しております。
今年はインフルエンザとともに溶連菌性咽頭炎に同時に罹る人がいるのも特徴です。
マスクを外す人が増えたのが影響しているのかもしれません。
冬休みはたくさん遊びたいものです。感染症にかからないようにと家にいるのも子どもにとっては発達に影響が出る困ったことです。どんなに注意をしても感染症を100%防ぐのは無理ですから、子どもの魂を家に閉じ込めるのはおやめください。
11月すぎくらいから、春先にかかったのにインフルエンザに罹る人がパラパラと出始めました。簡易的に検査したらH1N12009という2009年に流行した新型インフルエンザに流行の主体が替わったように思われました。
北海道のインフルエンザのウイルス検出情報でも同様な結果ですので、印象と結果は同じと考えています。
https://www.iph.pref.hokkaido.jp/kansen/fluV/fluV2023-2024.pdf
B型は一部幼稚園で局所的な流行がありましたが、感染力がそれほどでもないのか全体的な流行には至っていません。
ワクチンの流行性に関しては厳密には計算するのは難しいですが、過去の流行から比べると有効性は高いと考えたほうが良さそうです。
12月に入ってからインフルエンザのあとに熱が下がらない、咳がひどい、水分が取れない、食事が進まないなどの症状が続くと受診される方が増えています。中にはインフルエンザ後の細菌性肺炎の方がいらっしゃいますので、隔離期間が過ぎても症状が残っている方は受診されるようお話しております。
今年はインフルエンザとともに溶連菌性咽頭炎に同時に罹る人がいるのも特徴です。
マスクを外す人が増えたのが影響しているのかもしれません。
冬休みはたくさん遊びたいものです。感染症にかからないようにと家にいるのも子どもにとっては発達に影響が出る困ったことです。どんなに注意をしても感染症を100%防ぐのは無理ですから、子どもの魂を家に閉じ込めるのはおやめください。